おみくじの正しい引き方・結び方|吉凶の順番・内容の意味・処分方法まで解説
おみくじは参拝後に引くのが基本で、心を静めて具体的な願い事を思い浮かべながら引きます。吉凶の一般的な順番は「大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶」ですが、神社によって異なります。引いた後は境内の「おみくじ結び所」に結ぶか持ち帰るかどちらでもOK。御神木や木の枝に直接結ぶのはNG。凶が出ても悲観せず、書かれた教訓を生活の指針にすることが大切です。
初詣や神社参拝のお楽しみのひとつ「おみくじ」。大吉が出れば喜び、凶が出れば落ち込む——でも、おみくじの正しい引き方や結び方、そもそもの意味をきちんと知っている方は意外と少ないかもしれません。今回はおみくじの基本から、吉凶の順番・内容の読み方・引いた後の正しい扱い方まで丁寧に解説します。
おみくじとは何か?本来の意味
おみくじ(御神籤・御御籤)は、神様や仏様の意志を伺うための神聖な占いです。単に運勢の良し悪しを知るためのものではなく、「今後の生活の指針を得ること」が本来の目的とされています。
神社本庁も「おみくじは単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容を今後の生活指針としていくことが何より大切」と示しています。書かれた言葉を真摯に受け取り、日々の行動に活かすことが、おみくじの正しい楽しみ方です。
おみくじの正しい引き方|4つのステップ
吉凶の順番はどうなっている?大吉〜大凶を解説
おみくじの吉凶は一般的に7段階で表されますが、神社やお寺によって種類や順番が異なるため、一概に正解はありません。以下は最も広く知られている目安の順番です。
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大吉
だいきち|最良の運勢おみくじ中で最も良い運勢。ただし「今がピーク」という意味も含まれるため、慢心せず努力を続けることが大切です。
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吉
きち|良い運勢全体的に良い状態。ただし「吉」の位置は神社によって異なり、中吉・小吉より上の場合も下の場合もあります。
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中吉
ちゅうきち|ほどよい運勢良い運勢が続く安定した状態。大きな変化より着実な積み重ねが大切な時期とされています。
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小吉
しょうきち|小さな幸運小さな幸せが積み重なる運勢。大きなことより身近な縁を大切にする時期とされています。
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末吉
すえきち|これから上がる運勢「末(すえ)」は将来を指し、「これから良くなる兆し」を示す前向きな運勢とも解釈されます。今は慎み深く過ごすことが大切です。
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凶
きょう|気をつける時期注意を要する運勢。「凶」はマイナスの状態ではなく「気を引き締めて精進しなさい」というメッセージ。書かれた教訓を戒めとして前向きに活かしましょう。
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大凶
だいきょう|最も注意を要する時期出る確率は最も低く、多くの神社では引き直しや廃止にしているところも。「これ以上悪くならない=後は上がるだけ」と前向きに受け取ることができます。
神社によって解釈が異なり、「吉」グループの順番は神社やお寺によって判断が異なります。「大吉>吉>中吉>小吉>末吉」とする神社もあれば、「大吉>中吉>小吉>吉>末吉」とする神社もあります。どうしても気になる場合は、おみくじを引いた神社の授与所で確認してみましょう。
おみくじの内容・項目の意味
おみくじには吉凶のほかに、さまざまな項目が書かれています。それぞれが神様からのメッセージであり、自分の状況に照らし合わせて読むことが大切です。
おみくじは結ぶ?持ち帰る?正しい扱い方
引いた後のおみくじをどうするかについて、「必ず結ばなければならない」「持ち帰ってはいけない」という決まりはありません。どちらでも問題なく、それぞれに意味があります。
- 御神木や木の枝に直接結ぶ(木を傷め、ご利益がなくなるとされています)
- おみくじ結び所以外の場所(柵・手すりなど)に結ぶ
- 気に入らないからといって捨てる・破く
- 他人のおみくじを開けて見る
持ち帰ったおみくじの保管・処分方法
持ち帰ったおみくじは財布・手帳・御朱印帳の間などに入れて保管するのが一般的です。1年が経過したら、授かった神社またはお近くの神社の「古札納め所」に感謝を込めて納めましょう。おみくじは神様のお言葉が宿るものとして、ゴミとして捨てるのは避けるのが丁寧な扱い方です。
凶が出たときの正しい考え方
おみくじで凶が出ると落ち込みがちですが、凶は「悪い運命が確定した」という意味ではありません。「今は慎み、気を引き締めて精進しなさい」という神様からの警告・激励のメッセージです。
①書かれた内容を丁寧に読み、戒めとして受け取る
②「これ以上下がらない=後は上がるだけ」と前向きに解釈する
③境内に結んで「凶返し」を行い、気持ちを切り替える
④日々の行いを見直す良い機会として活かす
おみくじは何度でも引いてよいものです。中には引き直しを禁止にしている神社もありますが、ほとんどの神社で引き直しを認めています。ただし「凶だったから引き直し」というのは、神様のメッセージを真摯に受け取っていないとも言えます。引いたおみくじの内容をしっかり読んでから、引き直すかどうかを判断しましょう。
まとめ
・吉凶の一般的な順番は「大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶」(神社によって異なる)
・吉凶よりも書かれた内容・教訓を読むことが最も大切
・引いた後は「おみくじ結び所」に結ぶか、持ち帰って財布などに保管するかどちらでもOK
・御神木や木の枝への直接結びつけはNG
・凶が出ても「精進しなさい」という神様からのメッセージと前向きに受け取ろう
・持ち帰ったおみくじは1年を目安に古札納め所へ納める
おみくじは吉凶の結果に一喜一憂するものではなく、神様からの言葉を受け取り、日々の生活に活かすためのものです。次に参拝する際はぜひ、書かれた言葉をじっくり読んでみてください。
