ご利益・祈願
厄除け
まとめ
この記事の結論
厄除けは「厄年」に神社やお寺で災いを祓う祈願です。男性の大厄は数え年42歳、女性は33歳。関東三大師(川崎大師・西新井大師・佐野厄除大師)や寒川神社・成田山新勝寺などが全国的に有名です。厄払いは年明けから節分(2月初旬)までに行うのが一般的です。
「今年は厄年」と聞いて不安になる方も多いのではないでしょうか。厄除けのご利益で知られる神社・お寺に参拝して、気持ちを整えてみませんか。今回は厄年の基礎知識から、全国の厄除けで有名な神社・お寺まで詳しくご紹介します。
厄年とはいつ?男女別の年齢一覧
厄年とは、体力的・家庭環境的・対社会的にそれぞれ転機を迎える時期でもあり、体調不良や災難といった災厄が起こりやすい時期として忌み慎まれています。年齢は数え年で数えます。
👨 男性の厄年(数え年)
25歳本厄
42歳本厄大厄
61歳本厄
👩 女性の厄年(数え年)
19歳本厄
33歳本厄大厄
37歳本厄
61歳本厄
前厄・本厄・後厄の3年間
本厄の前年は「前厄」、翌年は「後厄」と呼ばれます。前厄と後厄を含めた3年間を厄年と呼ぶ場合も、単に本厄のみを厄年と呼ぶこともあります。男性の大厄(42歳)・女性の大厄(33歳)は特に注意が必要とされています。
「厄払い」と「厄除け」の違いとは?
どちらも災いを避けるための祈願ですが、厳密には意味が異なります。厄払い(厄祓い)はすでに身についた厄を祓い落とすことを指し、神社での祈祷が一般的です。厄除けはこれから降りかかる厄を事前に除くことを指し、お寺での祈祷に多く使われます。ただし現在はどちらも同じ意味で使われることがほとんどで、神社・お寺どちらでも受け付けています。
厄除けで有名な神社・お寺はどこ?全国10選
1
川崎大師(平間寺)神奈川県
神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
🛡️ ご利益:厄除け・開運・交通安全
年末年始のテレビCMで全国的に知られる厄除け祈願の名刹で、「関東三大師」の筆頭。正式名称は「金剛山金乗院平間寺」という真言宗の寺院です。初詣参拝者数は全国トップクラスで、毎年三が日に300万人以上が訪れます。厄除けのほか、交通安全・家内安全の祈願も盛んで、関東を代表する祈願寺です。
関東三大師
初詣参拝者数全国トップクラス
お寺(真言宗)
🛡️ ご利益:厄除け・交通安全・商売繁盛
940年創建の真言宗の名刹で、「成田のお不動様」として全国的に有名です。御本尊は不動明王で、厄除け・交通安全・商売繁盛のご利益で知られています。初詣参拝者数は全国屈指で、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。境内は広大で見どころも多く、参拝とあわせて成田山公園の散策も楽しめます。
成田のお不動様
千葉・成田
お寺(真言宗)
3
西新井大師(總持寺)東京都
東京都足立区西新井1-15-1
🛡️ ご利益:厄除け・開運・縁結び
「関東三大師」のひとつで、弘法大師(空海)が関東巡錫の際に創建したと伝わる真言宗の寺院です。本尊の弘法大師像は厄除けのご利益が厚いとされており、初詣には多くの参拝者が訪れます。境内には塩地蔵や牡丹園があり、四季折々の参拝が楽しめます。
関東三大師
東京・足立区
お寺(真言宗)
4
寒川神社(さむかわじんじゃ)神奈川県
神奈川県高座郡寒川町宮山3916
🛡️ ご利益:八方除け・厄除け・開運
約1,600年の歴史を持ち、「八方除の神社」として全国的に有名です。地相や方位の災いを取り除くご利益があるとされ、関東地方で最も訪問者が多い厄払い神社の一つです。「八方除け」は厄年に関係なく、年回りの悪い年・引越し・建築などの際に参拝する方が多いことでも知られています。
八方除けの総本社
神奈川
1,600年の歴史
5
佐野厄除大師(惣宗寺)栃木県
栃木県佐野市金井上町2233
🛡️ ご利益:厄除け・開運・家内安全
「関東三大師」のひとつで「佐野厄除大師」の愛称で親しまれています。平安時代創建の天台宗の名刹で、年末年始には「日本一早く鐘を鳴らす」ことでも有名です。関東周辺から多くの厄除け参拝者が訪れ、初詣には100万人以上が参拝する関東屈指の厄除け霊場です。
関東三大師
栃木・佐野
お寺(天台宗)
6
元三大師堂(慈恵大師堂)滋賀県
滋賀県大津市坂本4-6-1(比叡山延暦寺内)
🛡️ ご利益:厄除け・魔除け・開運
天台宗の総本山・比叡山延暦寺の元三大師堂は、「おみくじ発祥の地」としても知られ、「日本三大師」のひとつに数えられます。元三大師(慈恵大師良源)は厄除けの高僧として広く信仰されており、角大師・豆大師といった厄除けのお札が全国に広まっています。
おみくじ発祥の地
滋賀・比叡山
お寺(天台宗)
7
大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)愛媛県
愛媛県今治市大三島町宮浦3327
🛡️ ご利益:厄除け・武運・縁結び
全国に約1万社ある山祇神社・三島神社の総本社で、大山祇命(おおやまつみのみこと)を祀ります。武道・勝負運のご利益で武将に信仰されてきた歴史があり、厄除けのご利益も篤い神社です。境内には国宝・重要文化財の甲冑が多数収蔵されており、日本最多を誇ります。
山祇神社の総本社
愛媛・大三島
国宝甲冑が日本最多
8
石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)京都府
京都府八幡市八幡高坊30
🛡️ ご利益:厄除け・必勝・開運
八幡の神様として武家社会で特に篤く信仰されてきた神社で、宇佐神宮・鶴岡八幡宮とともに「三大八幡」のひとつです。厄除け・必勝のご利益が厚く、「やわた走り」と呼ばれる独自の参道を歩いて参拝する伝統が今も続いています。男山山頂に鎮座する本殿は国宝に指定されています。
三大八幡のひとつ
京都・八幡市
本殿が国宝
🛡️ ご利益:厄除け・学業成就・開運
学問の神様として有名ですが、菅原道真公の怨霊を鎮めるために創建された歴史から「厄除け」のご利益も篤い神社です。特に節分の「鬼すべ神事」は厄除けの神事として有名で、毎年多くの参拝者が訪れます。合格祈願と厄除けを同時に参拝できる九州を代表する神社です。
全国天満宮の総本宮
福岡
節分・鬼すべ神事
🛡️ ご利益:厄除け・勝利祈願・心身鍛錬
武道の神様として知られる武甕槌大神を祀る神社で、厄払いだけでなく心身を鍛えたい人にもおすすめです。全国に約600社ある鹿島神社の総本社で、関東最古の神社のひとつ。武将・武道家に長く信仰されてきた力強いご利益で知られ、厄年の方のほか、スポーツ・仕事の勝負前に参拝する方も多い神社です。
鹿島神社の総本社
茨城
武甕槌大神
厄除けの参拝はいつ行けばいい?
厄除けの参拝は年明けから節分(2月3日頃)までに行うのが一般的とされています。節分は「季節の分かれ目」であり、旧暦では大晦日にあたるため、新年の始まりの節目として厄を祓うのに適した時期とされています。
厄除け参拝の時期の目安
最も一般的:元日〜節分(2月3日頃)まで
厄年の方:誕生日前後・春分・秋分などの節目でも可
厳密な期限なし:気になったタイミングでの参拝でも問題なし
まとめ
・厄年の本厄は男性が25歳・42歳(大厄)・61歳、女性が19歳・33歳(大厄)・37歳・61歳
・前厄・本厄・後厄の3年間、毎年参拝するのが正式とされている
・「厄払い」は神社での祈祷、「厄除け」はお寺での祈祷に多い呼び方
・関東三大師は川崎大師・西新井大師・佐野厄除大師
・寒川神社の「八方除け」は厄年に限らず方位・地相の災いにも有効
・厄除け参拝は年明けから節分までに行うのが一般的
厄年は「災いが起きやすい年」ではなく、人生の大きな転機を迎える節目の年とも考えられています。厄除け参拝を通じて心身を整え、前向きな気持ちで新しい年を歩み始めてください。
よくある質問(FAQ)
Q
厄年はいつですか?男性・女性の年齢を教えてください。
厄年は数え年で数えます。男性の本厄は25歳・42歳・61歳、女性の本厄は19歳・33歳・37歳・61歳です。中でも男性の42歳・女性の33歳は「大厄」と呼ばれ特に注意が必要とされています。本厄の前後1年(前厄・後厄)を含めた3年間が厄年期間です。
一般的には元日から節分(2月3日頃)までに行うのがよいとされています。節分は旧暦で大晦日にあたるため、新年の始まりの節目として適切な時期とされています。ただし厳密な期限はなく、厄年中であれば誕生日・春分・秋分などの節目に参拝しても問題ありません。
厳密には厄払い(厄祓い)はすでに身についた厄を祓い落とすことで、神社での祈祷によく使われます。厄除けはこれから降りかかる厄を事前に除くことで、お寺での祈祷に多く使われます。現在はどちらも同じ意味で使われることがほとんどで、神社・お寺どちらでも祈願を受け付けています。
はい、どの神社・お寺でも厄除けの祈願を受け付けています。「遠くの有名な神社」より「近くの神社に誠実な気持ちで参拝すること」が大切とされています。地元の氏神様や近くの神社でも厄除け祈願は十分有効です。体力や時間が許すなら、川崎大師・成田山・寒川神社などの有名霊場への参拝もおすすめです。
Q
厄除けはお守りだけでも大丈夫ですか?ご祈祷は必要ですか?
お守りだけでも厄除けの意味はあります。ただし、より丁寧に厄を祓いたい場合は神職・僧侶による祈祷(ご祈祷)を受けるのが正式な形です。祈祷の初穂料の目安は5,000〜10,000円です。体調や事情に合わせて、参拝のみ・お守りのみ・ご祈祷ありと柔軟に選んで問題ありません。
厄除け
まとめ
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