出雲大社参拝ガイド

出雲大社参拝ガイド

エリア別神社 出雲 まとめ 縁結び
この記事の結論

出雲大社は全国の縁結び神社の総本社で、大国主大神を祀る島根県の聖地です。一般の神社と異なる「二礼四拍手一礼」が正式な参拝作法。旧暦10月(神在月)には全国の神々が集まり縁結びの会議を行うとされています。参拝順序は「勢溜の大鳥居→松の参道→拝殿→御本殿→十九社→素鵞社」が基本コースです。

縁結びの総本社として全国から参拝者が訪れる出雲大社。「二礼四拍手一礼」という独特の参拝作法や、旧暦10月の「神在月(かみありづき)」など、ほかの神社とは異なる独自の文化が息づいています。今回は出雲大社の参拝方法・見どころ・アクセスを詳しく解説します。

出雲大社とはどんな神社か

出雲大社(いづもおおやしろ)は、島根県出雲市に鎮座する全国屈指の格式を誇る大社です。ご祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)で、「だいこくさま」として親しまれています。縁結びの神として特に有名ですが、「縁」は恋愛だけでなく、人と人・人と仕事・人と土地など、あらゆる良きご縁を結ぶことを指します。

創建の年代は神話の時代にまで遡るとされており、現在の御本殿は1744年に建立されたもので国宝に指定されています。高さ24mの御本殿は「大社造り」と呼ばれる日本最古の神社建築様式のひとつです。

出雲大社の参拝作法|なぜ「二礼四拍手一礼」なの?

一般の神社では「二礼二拍手一礼」が基本作法ですが、出雲大社では「二礼四拍手一礼」が正式な作法です。拍手の回数が2回ではなく4回になるのが大きな違いです。

なぜ4拍手なのか

4は「死(し)」に通じるとして嫌われがちな数字ですが、出雲大社では「四方(よも)の神様」への敬意を表すとされており、古来より4回の拍手が慣わしとして伝わっています。全国の神社の中でも出雲大社・春日大社などが独自の作法を持っています。

正しい参拝手順|出雲大社の参拝コース

1
勢溜の大鳥居(二の鳥居)をくぐる
📌 参道は下り坂。鳥居で一礼を
出雲大社の参道は珍しい「下り参道」です。勢溜の大鳥居をくぐり、松の参道を進みます。参道は左側・右側の端を歩き、中央の玉砂利は神様の通り道のため避けましょう。
2
手水舎で清める
📌 一般の神社と同じ手順で
手水舎で左手→右手→口の順に清めます。手順は一般の神社と同じです。
3
拝殿を参拝
📌 大注連縄(おおしめなわ)が名物
拝殿の大注連縄は長さ約13.6m、重さ約5.2tの日本最大級の注連縄です。ここで「二礼四拍手一礼」で参拝します。注連縄にお金を投げ込む行為はマナー違反ですのでご注意ください。
4
御本殿を参拝
📌 国宝の御本殿は東向きに鎮座
拝殿の奥に国宝・御本殿がありますが、内部は一般非公開です。御本殿の周囲を回りながら参拝できます。大国主大神は御本殿の中で西を向いているとされ、お社の西側から参拝すると大神様に向かってお祈りできるとも伝わっています。
5
十九社・素鵞社を参拝
📌 神在月に全国の神様が宿る場所
十九社(じゅうくしゃ)は旧暦10月の神在月に全国の神々が宿る場所。素鵞社(そがのやしろ)は素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀る末社で、稲佐の浜の砂と交換することでご利益が授かれるとされるパワースポットです。

出雲大社の見どころ

  • 大注連縄(拝殿)——長さ13.6m・重さ5.2tの日本最大級の注連縄。出雲大社を代表するシンボルで、記念撮影の定番スポットです。
  • 松の参道——三列に並ぶ松並木が続く厳かな参道。江戸時代に整備されたもので、出雲大社の神聖な雰囲気を高めています。
  • 神楽殿の大注連縄——境内の神楽殿にかかる注連縄は長さ約13.5m・重さ約4.5tで、拝殿の注連縄とならぶ出雲大社の名物です。
  • 稲佐の浜——出雲大社から徒歩15分ほどの海岸で、毎年旧暦10月に全国の神様が上陸するとされる聖地。素鵞社にお供えする「清めの砂」もここで採取します。

出雲大社の神在月(旧暦10月)とは?

日本では旧暦10月を「神無月(かんなづき)」と呼びますが、出雲だけは「神在月(かみありづき)」と呼びます。全国の八百万の神々が出雲に集まり、縁結びをはじめとするさまざまな「縁」について会議(神議り・かむはかり)を行うとされているためです。

この期間(旧暦10月10日〜17日頃、新暦では11月頃)には「神在祭(かみありさい)」が行われ、普段は非公開の場所が特別公開されるなど、一年の中でも特別な参拝機会となります。縁結びを強く願う方にとって、神在月の参拝は特に意味深いものとされています。

出雲大社へのアクセスと基本情報

基本情報

住所:島根県出雲市大社町杵築東195
参拝時間:6時〜20時(御本殿周辺は8時〜17時)
拝観料:無料
御守・御朱印:授与所 8時30分〜17時
アクセス:一畑電車「出雲大社前駅」から徒歩7分。JR出雲市駅からバスで約25分
所要時間:境内のみで約60〜90分。稲佐の浜まで含めると約2時間

🌸
春(3〜5月)
境内の桜・藤が見頃。比較的参拝しやすい季節
☀️
夏(6〜8月)
緑豊かな境内が美しい。早朝参拝がおすすめ
🍂
秋・神在月(11月)
神在祭が行われる最も特別な参拝シーズン
❄️
冬(12〜2月)
参拝者が少なく静かに参拝できる穴場シーズン

まとめ

・出雲大社は縁結びの総本社で、ご祭神は大国主大神
・参拝作法は「二礼四拍手一礼」。一般の神社の二拍手と異なるので注意
・参拝順序は「勢溜の大鳥居→拝殿→御本殿→十九社→素鵞社」が基本コース
・旧暦10月(新暦11月頃)の「神在月」は全国の神様が集まる特別な時期
・注連縄にお金を投げ込むのはNG。お賽銭箱に納めるのがマナー
・稲佐の浜(徒歩15分)もあわせて参拝するのがおすすめ

出雲大社は「二礼四拍手一礼」という独自の作法と、神在月の特別な雰囲気が魅力の神社です。縁結びを願う方はもちろん、日本最古クラスの歴史と文化を感じたい方にもぜひ一度訪れていただきたい聖地です。


よくある質問(FAQ)

Q
出雲大社の参拝作法「二礼四拍手一礼」のやり方を教えてください。
①腰を90度近く折る深いお辞儀を2回(二礼)、②胸の前で右手を少し手前に引き4回拍手(四拍手)、③両手を合わせたまま住所・氏名・感謝や祈願を伝える、④最後に深く1回お辞儀(一礼)の順です。拍手の回数が一般神社の2回から4回に増えるのが出雲大社独自の作法です。
Q
出雲大社の「神在月」はいつですか?
神在月は旧暦10月(新暦では2025年は11月上旬〜中旬頃)です。旧暦10月10日に神々が稲佐の浜に上陸し、10月11日〜17日にかけて「神在祭」が行われます。この期間は縁結びの会議が行われるとされ、縁結びを強く願う方にとって特に意味深い参拝機会とされています。毎年日程が変わるため、公式サイトで確認してください。
Q
出雲大社の大注連縄にお金を投げ込んでいいですか?
お金を注連縄に投げ込む行為はマナー違反です。注連縄は神聖なものであり、お金を投げ込む習慣は本来存在しません。出雲大社でも公式に注意喚起しています。お賽銭は拝殿前の賽銭箱に丁寧に納めましょう。
Q
出雲大社の御朱印はどこでいただけますか?
御朱印は拝殿西側の授与所でいただけます。受付時間は8時30分〜17時が目安です。出雲大社の御朱印は「出雲大社」の文字と「縁結び」の印が押されたシンプルながら格調ある御朱印です。出雲大社オリジナルの御朱印帳も授与所で購入できます。
Q
出雲大社へのアクセス方法を教えてください。
最寄りは一畑電車「出雲大社前駅」(徒歩約7分)です。JR出雲市駅からは一畑バスで約25分、一畑電車で約30分かかります。東京・大阪からは飛行機(出雲縁結び空港)が最も便利で、空港から出雲大社まではバスで約50分です。マイカーの場合は山陰道「出雲IC」から約15分です。

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